2022年12月9日 簡単アイデアでメリークリスマス~お家クリスマスの主役~
晩秋から初冬へと季節が移り、街にイルミネーションが灯ると今年もクリスマスシーズンの到来です。今年こそは久々に皆で集まって、パ~~~っと!と思っていたのに、どうもコロナの雲行きが怪しくなってきて、"やっぱりホームクリスマスかな..."と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。色々値上げで厳しい中、できれば手作りで予算を抑えて...、とは思いますが昨年と同じメニューではつまらないですね。
そこで今回は、簡単にできるのに、一気にクリスマスムードを盛り上げてくれるアイディアメニューをご紹介しましょう!
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「ツリーサラダ」
1つ目はテーブルで映えるツリーサラダです。簡単で盛り上げ効果は絶大です。
まずは、マヨネーズ風味のポテトサラダを作ります(玉ねぎくらいはかまいませんがレタスやキュウリ、ハムなどは型崩れのもとになるので避けます)。お皿の上にポテトサラダで細めの円錐を作ります。後は塩ゆでしたブロッコリー、型で抜いたニンジンやパプリカに楊枝を刺して、隙間がないようにベースの円錐に刺すだけ。キューブ型に切ったビーツや、ソーセージなどを使えばちょっと大人な感じにも演出できます。
▲お好みのディップでいただく「ツリーサラダ」
「鶏もも肉のクリスマスソテー」
2つ目は、定番の鶏もも肉のソテー。赤や緑のテーマカラーソースとケーキに使うピックを利用すれば一気にクリスマスを演出できます。
皮付きチキンは塩コショウし、フライパンを中火にかけ、温まったらオイル少々を入れて皮を下にして入れます。入れたらすぐに!真ん中付近の肉が薄くなっている辺りをお玉やフライ返しで押さえ、20~30秒間皮が色づくまで動かさずに焼きます。皮の真ん中付近がきつね色になったら弱火にし、そのままじっくり、返さずに10~15分程度焼き、ほとんど生の部分が無くなったらひっくり返して火を止めます。焼けたチキンは網(無ければお皿)などに取りだしておきます。
続いてソース作りです。チキンを焼いている間に、パプリカは種をとって適当に切り、強めの塩でやわらかくなるまで茹でます。熱いうちにトマトペースト又はトマトケチャップ少々と共にフードプロセッサーにかけ、味を見て塩コショウし、お好みでオリーブオイルかバターを加えてよ~~~~く攪拌します。さらに、焼けたチキンの網の下にたまった肉汁と、お好みで少量のタバスコやハリッサなどを混ぜたら赤のソースの出来上がりです。そのままでもおいしくいただけますが、パプリカの皮が気になる方は目の細かいザルや網で濾すと、写真のような滑らかなソースになります。
チキンとお好みの付け合わせを一緒に盛りつけたら、お皿の空いているところに、スプーンでソースを垂らします。勝手に丸くなりますので、○の中心辺りにスプーンを真っすぐに立て、ためらわずに素早く、そのまま横に動かせば写真のような形になります。もっと長~く伸ばしてもステキですよ。
▲クリスマスらしい食器や小物を使用して、テーブルを演出☆
「鶏ムネ肉のチーズ焼き」
サッと焼いたムネ肉を、ブロッコリーときのこのダブルソースで味わうちょっと贅沢なチーズ焼きです。
ムネ肉は食べやすい大きさに切って塩コショウし、小麦粉をまぶして、バターを溶かしたフライパンでじっくりゆっくり超弱火で、中心まで火が通る直前で火を止めます。
まずはブロッコリーソースから。焼いている間にブロッコリーを塩茹でします。いつもよりも軟らかめに茹でるのがコツです!茹で上がったら熱いうちにフードプロセッサーに入れ、たっぷりのパルメザンチーズと共に攪拌します。
きのこソースは、バターとオイル少々を入れたフライパンに玉ねぎのスライスを入れてしんなりするまで炒め、お好みのきのこ数種類を食べやすく切って加え、あまり触らずに焼き色がつくようにじっくり炒めます。全体に火が通ったら生クリーム(動物性40%前後)を一気に加え、中心がポコポコするまで沸かし、味を見て塩コショウすれば出来上がりです。お好みで生クリームの前に白ワインを加えると大人の味わいになります。
耐熱のお皿にブロッコリーソースを敷いて、焼いたムネ肉を肉汁ごと並べ、さらにきのこソースをかけ、最後にお好みのチーズをかけてオーブン又はオーブントースターでこんがりと焼き色がつくまで焼いて下さい。
▲きのこの風味豊かな贅沢チーズソースと色鮮やかなブロッコリーソース
手間をかけずにサクッと調理!親しい誰かと温かいテーブルを囲んで下さい。
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