2024年9月30日 カラダに優しい「台湾スイーツ」

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 たびたび大きなブームを巻き起こすスイーツ。ティラミスやパンケーキ、マカロンなどが思い浮かびますが、古くはナタデココ、最近ではタピオカなどのアジア発のスイーツも負けていません。

 中国の杏仁豆腐、香港のマンゴープリン、マカオのエッグタルト、韓国からはトゥンカロンやいちご飴などのSNS映えするフォトジェニックなスイーツがたくさん登場しています。そんなアジアンスイーツの中でも、タピオカミルクティ―や台湾式かき氷、台湾カステラなどなど、多くのブームを起こしてきた台湾スイーツ。今回は台湾スイーツをお届けします。

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■台湾ってどんなところ?

 台湾は、日本の南西に位置し、海に囲まれた島国です。年間通して温暖な気候で、北部が亜熱帯気候、南部は熱帯気候に属しています。深夜まで賑やかな「夜市」、アニメ映画のモデルにもなった「九份」、翡翠の「翠玉白菜」で有名な「国立故宮博物館」などの観光スポットも有名ですね。

 料理は、中国の福建省地域の料理をベースとしていますが、台湾の食様式は、世界各国の食文化の影響を受けて独自に発展してきました。ルーロー飯や青菜炒め、小籠包、パイナップルケーキなどは、日本でもよく知られています。また、台湾では外食文化が根付いており、非常に多くの屋台が存在し、深夜まで営業している飲食店も珍しくありません。

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▲豆花(トウファ)

■台湾スイーツ

 台湾スイーツは、どこにもない個性的な魅力で世界中から人気を集めています。例えば、レストランなどでも定番の「愛玉子(オーギョーチ)」は、愛玉子という台湾に自生する植物の実から作ったゼリーで、ゼラチンで固めたゼリーとは異なるやわらかい食感が特徴。「仙草ゼリー」は、仙草というハーブを使った真っ黒なゼリーで、ほろ苦い味が特徴です。どちらにも、喉を潤し、熱を冷ます効果があるといわれており、温暖な気候にピッタリのスイーツといえます。また、日本にも専門店があるほど人気の「豆花(トウファ)」は、豆乳を豆腐のように固めて、小豆や緑豆、サツマイモなどをトッピングし、シロップをかけたスイーツで、冷たいものと、温かいものがあります。味はいずれも素材の味を尊重した優しい甘さです。

 新鮮な食材を使い、素朴な味わいながらも美しい台湾スイーツ。フルーツをはじめ、豆類やイモ類、ハーブなど、カラダに優しいヘルシーな食材を使っていることも特徴です。美容やダイエットを意識する人が多い日本で人気があるのも当然ですね。

 これらの台湾スイーツは、日本でも、外食、コンビニ、スーパーなどで手に入れることができるようになりました。また、材料もスーパーなどで手に入るものばかりなので、家で作ることもできます。この秋は、酷暑で疲れたカラダを台湾スイーツで癒してみませんか。

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▲台湾といえば「小籠包」は欠かせません!

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