2024年3月8日 春です!いちごです!~おいしい美容法~

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 早咲きの桜を見かけるようになりました。例年より暖かい日が多いせいか、早くも春の訪れを感じます。

 さて、春と言えば「いちご」!そうです、「いちご」の季節がやってきました!ハウス栽培が盛んになり、スーパーなどの店頭ではクリスマス時期から見かけるようになる「いちご」ですが、旬は35月。旬の盛りにともない、値段もぐっと下がってきましたね。

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◆いちごの栄養素◆

 まずは、いちごの美容効果から。いちごに豊富な栄養素といえば、「ビタミンC」と「葉酸」です。

 春の紫外線は、シワやたるみの原因となるUV-Aが強いと言われています。肌へのダメージが大きいこの時期、「ビタミンC」は欠かせない栄養素のひとつです。いちご100gに含まれる「ビタミンC」は62g。これは、レモン果汁100gに含まれる「ビタミンC50gよりも多いことになります。「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、成人1日当たりの「ビタミンC」の推奨量は100gですから、120g程度のいちごでは、8粒ほどで1日の「ビタミンC」の推奨量をクリアできることになります。

 また、「葉酸」は赤血球の形成に関与するほか、胎児の発育に重要なビタミンで、妊娠中はもちろん、妊娠前からしっかりと摂取することが勧められています。「ビタミンC」も「葉酸」も、どちらも積極的に摂取したい栄養素ですね。

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▲ベビーリーフといちごのサラダ

 

◆自由な発想でいちご料理に挑戦!◆

 いちごは、そのまま食べるのが一番おいしいと思っているのですが、旬の名残の時期のいちごは、少し物足りなさを感じることも。そこで今回は、いちごをお料理に活用する方法をご紹介します!

 まずは、いちごをビネガー代わりに使う方法。細かく切るかフードプロセッサーでつぶしたいちごに、塩・コショウ、オイルを加えるだけ(いちごの品種によって酸味や甘さが異なるので、調味料はお好みで調整)。いちごの酸味がさわやかな、赤いキレイなビネガーソースの完成です!カルパッチョのソース、カプレーゼやボイルしたホタテにかけても◎。オムレツにも合います!

 次は、いちごのサラダ。サラダの具として生のまま使います。いちごにレタス、きゅうり、グレープフルーツを加えてフルーツサラダに。じゃがいも、アスパラ、サラダチキン・・・なんでも合います!ポイントは白(じゃがいも、茹でたまご等)、緑(スナップエンドウ、アスパラ、きゅうり等)、黄(パプリカ、黄トマト等)、赤(いちご)の4色を使って彩りよくすること。華やかな春サラダで食卓を彩りましょう!切って混ぜるだけなので、時短にもなりますし、子どもたちと一緒に作っても楽しそうです

 最近は、各地で多くの品種が誕生し、スーパーの売り場でもさまざまないちごを手にすることができるようになりました。食べ比べをしたり、料理やスイーツに合う品種を見つけ出したりと、いちごの楽しみ方は広がっています。いちごの旬を楽しみましょう!

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▲旬のいちごを使ったショートケーキ

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