2025年7月31日 手作りシャーベットでひんやり過ごそう
夏本番です!夏を満喫するというよりは、熱中症に気をつけながらの夏となり、今まで以上に注意や配慮が必要な夏休みとなりそうですね。
猛暑の中を外出するもの危険な状態です。家のなかで、ひんやりデザート作りに挑戦しませんか。夏休みもはじまったばかり。お子様と一緒に楽しみましょう。
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■夏に食べたい冷たいスイーツ
冷たいスイーツには、ゼリーやプリン、アイスクリームやシャーベットにアイスキャンディ、最近では1,000円を超える"映え"かき氷も人気ですね。
日本では法律によって、乳固形分と乳脂肪分の量により、アイスクリーム類は3つに分類されます。乳固形分と乳脂肪分が最も多く、なめらかでコクと風味が豊かな「アイスクリーム」。牛乳と同じくらいの乳成分を含む「アイスミルク」。乳固形分が少なく、ミルク感が控えめな「ラクトアイス」。
乳固形分が3.0%未満のものは「氷菓」です。果汁を凍らせたアイスキャンディやシャーベットなどは「氷菓」に含まれます。
※「乳及び乳製品の成分規格等に関する命令」をもとに作成
■「シャーベット」作りに挑戦
暑い季節は冷たいスイーツが好まれますが、ここまで酷暑がつづくとアイスクリーム類でも重たく感じてしまうもの。そこで登場するのが「氷菓」です。アイスクリーム類より乳固形分が少ないため、比較的さっぱりいただけるのが特徴。スーパーやコンビニで手軽に買えるものから、果肉がゴロゴロと入った華やかなアイスキャンディ、お店で手作りしている専門店のシャーベットなど、さまざまな「氷菓」があります。それらの「氷菓」を買って食べる楽しみもありますが、時間がたっぷりある夏休みには、手作りシャーベットに挑戦してみませんか。
シャーベットには製法による区分は特にありませんが、果実や果汁入りの「ソルベ・オ・フリュイ」や、ワインを入れた「ソルベ・オ・ヴァン・ファン」、糖度の低いシロップを凍らせて細かく削った「グラニテ」などがあり、食後のデザートだけでなく、食事と食事の間の口直しとしていただくこともあります。
シャーベットの材料や作り方はさまざまで、今の季節なら桃やマンゴーなどの果肉と砂糖やシロップ、白ワインなどをフードプロセッサーでなめらかにしたものを凍らせる本格的なものもあります。密閉容器で2~3時間凍らせた後、フォークの先でガリガリと削り、また凍らせるという作業を5~6回繰り返すとなめらかな食感に仕上がります。削る回数が少ないと粗い口当たりになりますので、お好みで調整してください。
小さな子どもと一緒に作るなら、材料を混ぜて凍らせるだけのレシピが最適です。お好みの果汁100%ジュース、砂糖(甘さはお好みで)とレモン汁少々を鍋に入れて混ぜ、砂糖が解けるまで加熱します。粗熱が取れたら冷凍用のジップ袋に入れ、空気を出すようして口を閉じます。1~2時間冷凍庫で凍らせたら、ジップ袋を手でよく揉んで(冷たいので気をつけて!軍手などすると◎)、さらに1時間程度凍らせたら完成。
我が家ではオレンジジュースを使って作ってみました。もみもみした後、作ったことなどすっかり忘れた頃に完成!かなり粗い口当たりとなりましたが、喜んで食べてくれました。
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