2025年6月30日 ジメジメを吹き飛ばせ!さっぱり、スッキリ夏のタレ&ソース
いよいよ本格的に暑い季節の到来ですね。熱中症や戸外の暑さ対策もさることながら、冷房との温度差でも体力を使いますから、元気に夏を乗り切るには、食欲を落とさないように、食欲をそそる食べ方の工夫が大事になってきます。そこで今回はちょっとした工夫でいつものメニューをサクッとアレンジするコツをお知らせしましょう!
▼マグロと彩り鮮やかな大葉ソース
まずは、ムシムシジメジメな暑さには、やはりさっぱり風味のタレがあると便利です。例えば、
〇 柑橘系
レモンやすだちなどの柑橘をたっぷり使ったポン酢は、酸味が効いてスッキリ。冷しゃぶや焼き魚だけでなく、冷奴や納豆、サラダ、冷やした麺類などにも応用自在です。オリーブオイルやごま油、豆板醤やワサビを足して香りとコクを加えるのがアレンジのコツです。
〇 わさび系
わさびとヨーグルトを混ぜ、少量の塩を加えるだけのソースもおススメです。ピリッとした刺激とヨーグルトの爽やかな組み合わせで、揚げ物やサラダ、焼き野菜、グリルチキンなどにかけると、コクがあるのにさっぱりとした味わいです。
〇梅干し系
さっぱり界隈で忘れてならないのは梅干し。刻んた梅干しと微塵切りの大葉やミョウガ、お好みで生姜も混ぜ、米油やごま油を加えた具だくさんのタレなら、冷たい麺類、蒸し鶏、さっと焼いた豚肉などにかけると、ビタミンB1補給にも貢献しながらクエン酸効果で疲労回復と爽快感が楽しめます。
〇スパイス系
黒酢にクミンやコリアンダーを加えた「スパイスビネガー」は、エスニックな風味で食欲を刺激。焼き野菜やグリル肉にぴったりです。
〇南蛮ダレ
作り置きに便利な夏野菜の「南蛮ダレ」はいかがですか?ナスやピーマンを炒めて、酢・醤油・砂糖で作る南蛮ダレに漬けるだけで、さっぱりとした味わいで重宝します。漬けダレは野菜のうま味がたっぷり!冷製パスタやお浸しのタレとしてもお使いください。
▲色とりどりのタレアラカルト
他に、オリーブオイルに昆布を漬けて香りを移し、淡口醤油をほんの少し加えた「昆布だしの香るオイルソース」は、シンプルながらも和の旨味がしっかり感じられ、お浸しにピッタリです!塩を振っただけ、さっと茹でただけの野菜を格段においしくしますので是非お試しください。また、黒胡麻をすりつぶし、豆乳でのばして塩で味を調える「黒ゴマクリーム」は、クリーミーだけど重くならず、温野菜や白身魚にもよく合います。茹でたトウモロコシと豆乳、辛子少々を混ぜてフードプロセッサーにかけた「トウモロコシダレ」は、ほんのりした甘味とほのかな辛味がおしゃれ!大葉と淡口醤油、タバスコとオイルを撹拌しただけの「大葉ダレ」でも、冷やしたマグロやカツオなどがワンランクアップします。千切りした大葉をオイルで軽くマリネし、カシューナッツやピーナッツを細かく砕いて加えた「大葉とナッツの香りソース」は、爽やかさとコクのバランスが絶妙ですから、カルパッチョや冷やしトマトなどと相性抜群です。お茶のうま味を生かして「煎茶と白醤油の風味ソース」もおススメです。煎茶の抽出液に白醤油をほんのり加えたソースです。片栗粉でとろみをつけたり、ゼラチンで固めるとおしゃれなジュレに変身!魚介や豆腐料理に合わせると、上品な風味が楽しめます。煎茶レシピは他にも、うま味だけでなく苦味を生かして「煎茶とカカオのアロマソース」もおしゃれなソースです。煎茶の抽出液にカカオニブを細かくして加え、ほんのりビターな風味をプラス。とろみをつけたり生クリームで割ると鶏もも肉(鴨肉)やチーズと合わせて意外性のある洗練された味わいになります。
▲焼きなすのヨーグルトわさびソース
いかがですか?いつものメニューに一工夫で、夏バテ知らず、酷暑を乗り切るチャレンジ、是非お試しください!
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