2025年12月19日 ホットドリンクでほっと一息

12月も後半になりました。徐々に気温も下がり、いよいよ本格的な冬に突入ですね。年末にかけてせわしない時期でもありますし、体調管理には十分に気をつけたいものです。
気温がぐっと下がった日には、ほかほかと湯気が立ちのぼるシチューやスープ、ホットココアなどの温かいものが恋しくなります。そこで本日は体を温める「ホットドリンク」をご紹介します。

■体を温める飲み物
冷たい飲み物は体を冷やしてしまうので、やはりこの時期は温かい飲み物がおすすめです。白湯をはじめ、茶葉を発酵させた紅茶やプーアル茶、ポリフェノールを含むココアのほか、日本酒や赤ワインなどのアルコールを温めて飲むことも。
寒い日にぜひ試していただきたいのが、フルーツティーとフルーツワイン。どちらも「フルーツ+ハーブまたはスパイス」が基本です。ハーブ(スパイス)はどんな組み合わせでも大丈夫。お好みのものを見つけてください。
まずは、フルーツティー。淹れたての紅茶(茶葉でもティーパックでも)にグラニュー糖を溶かし、カットしたフルーツとハーブ(スパイス)を入れます。ティーポットをキャンドルウォーマーなどで保温すると、フルーツの風味とハーブ(スパイス)の香りがさらに濃くなるのですが、蒸らすだけでもOKです。「りんご+シナモン」、「オレンジ+カルダモン」のほか、いろいろなフルーツをミックスしてもいいですね。さらに生姜を加えると体がホカホカと温まるのでおすすめです。
次にフルーツワイン。鍋にワインとグラニュー糖、ハーブ(スパイス)を入れて火にかけ、沸騰しないように温めます。最後にカットしたフルーツを入れてなじませます。シナモンや生姜のほか、香りの強いクローブやスターアニス(八角)なども合います。トウガラシやブラックペッパーでパンチをきかせても〇。フルーツは、りんごやオレンジ、レモンが一般的です。甘味は、グラニュー糖の代わりにはちみつを使うと、風味とコクがプラスされます。

■大人のホットドリンクで体を温めよう
日本では、古くから風邪のひきはじめに「卵酒」が飲まれていました。海外でも、寒い時期や風邪予防として、ハーブティーやジンジャーティー、ホットレモネードなどのほか、アルコールを温めて飲む食文化が存在します。ホットワインやエッグノック、温めた牛乳にコニャックやラム酒を入れたり、ウォッカを温めて飲むこともあるようです。
「卵酒」は、温めた日本酒に、卵と砂糖を加えるのが一般的です。ボウルに卵(卵黄だけだとなめらかになりますが、栄養価は低下します)を割り入れて軽く泡立つ程度までよく混ぜ、砂糖(はちみつでも可)を加えてさらに混ぜます。そこへ温めた日本酒を少しずつ加えて完成です。熱いままの日本酒を注ぐと卵が凝固してしまうので、少量ずつ冷ましながらゆっくり加えると口当たりのよい仕上がりになります。完成した「卵酒」を湯せんにかけると、とろみが出てさらにおいしくなります。
「卵酒」に似た飲み物に、エッグノッグがあります。温めた牛乳に卵、砂糖を加えた飲み物で、ナツメグやシナモンなどのスパイスと、ラム酒やブランデーなどの洋酒を加えることが特徴です。エッグノッグは、北米のクリスマスや年末年始のホリデーシーズンに欠かせない飲み物です。ボウルで卵と砂糖をよく混ぜしっかり泡立てます。温めた牛乳によく混ぜた卵液を加え、とろみがつくまで混ぜます。このとき、牛乳を火にかけたまま卵液を加えると卵が凝固してしまうので、必ず火を止めてから加えます。このままだとこどもも飲めますが、お好みでスパイスや洋酒を加えると大人仕様になります。
卵は良質なたんぱく質を含み、ビタミンCと炭水化物を除く栄養素が豊富に含まれています。卵入りの飲み物は、体を温めるだけでなく、栄養素をしっかり与えてくれる一品です。なお、アルコールを含む飲み物は、風邪薬と一緒に飲んだり、こどもに与えるのは避けましょう。

▲卵の栄養素を余すことなく摂れる「エッグノッグ」
アルコールを使ったホットドリンクには、スパイスや柑橘類を加えて温めた赤ワインに、はちみつなどの甘味を足した「ホットワイン」、ウイスキーをお湯割りにしてスパイスを加えた「ホットウイスキー」、耐熱グラスに砂糖とウイスキーを入れ、抽出したコーヒーを注ぎ、ホイップした生クリームをのせる「アイリッシュコーヒー」などがあります。寒い日は、ゆっくり時間をかけて作った大人のホットドリンクで、心も体も温めましょう。
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