2026年1月30日 旬の食材活用術「白菜」

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 1年で最も寒い季節がやってきました。さて、この時期に食べたいものとして真っ先にあがるのは、おそらく「鍋料理」ではないでしょうか。今回は、そんな「鍋料理」に欠かせない「白菜」のお話をお届けします。

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■冬が旬の食材

 冬が旬の野菜には、ほうれん草や白菜などの葉野菜、大根などの根菜類、ブロッコリーやカリフラワーなどがあります。野菜以外にも、かにや牡蠣、タラやブリ、かれいやひらめなどの魚介類、みかんなどの果物類も冬が旬の食材です。

 ■白菜の栄養素

 冬の食材の中から、今回は「白菜」に注目します。白菜のほとんどは水分ですが、ビタミンCを多く含んでいるため、風邪などに対する抵抗力を高めることができます。ビタミンCは、たんぱく質と一緒に摂るとコラーゲンの生成を促すため、肉や魚と白菜を一緒に煮る「鍋料理」は美肌効果も期待できます。ほかに、カリウムも含んでいるので、むくみを改善する働きもあります。

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▲甘酢に白菜を漬け込んだ中国・四川地方の常備菜「ラーパーツァイ」

 ■旬の食材活用術

 白菜は葉と茎に分け、それぞれの特徴に適した料理に使い分けるのがポイントです。やわらかい葉の部分は、サラダにしたり、オリーブオイルやバターでさっと火を通す料理がおすすめ。茎のかたい部分は、煮る、焼く、炒めるなど、じっくりと火を通してうま味を生かした料理にすると主役級のおいしさに。

 葉と茎を一緒に食べる場合は、必ず葉と茎に分けてそれぞれに火入れするようにします。葉は大きめに切り、茎は斜め薄切りにする、火を通すときは茎から先に、葉は時間差をつけて後から入れます。サラダにする場合は、葉は大きめにカット、茎の部分は斜め薄切にしてさっと塩茹でしてから、生の葉と合わせます。薄口しょうゆか塩で味つけし、オリーブ油やごま油などで和え、お好みでチーズやナッツ、ゴマなどを振れば白菜サラダの完成です。

 白菜の淡白な味わいは、どんな調味料とも相性が良く、和洋中問わずさまざまなジャンルの料理に活用できます。オリーブオイルとにんにくを熱したところで白菜を炒めれば、お酒のおつまみに。バターで炒め、生クリームを加えて煮るとスープになります。味噌など風味の強い調味料との相性も良いので、肉類などと炒め合わせると、ごはんが進む1品に。旬の白菜をさまざまな料理に活用しましょう!

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▲白菜の主な品種(「ユーキャン野菜スペシャリスト講座」テキストより)


 近年、栽培技術の進歩や、生鮮食品の輸入増加などによって、季節に関係なくさまざまな食材が流通するようになり、旬がわかりにくくなっています。旬の野菜や果物は、たくさん収穫される時期でもあるため、安い価格で手に入れることができます。また、おいしいだけでなく、栄養素も豊富です。季節の移り変わりを楽しみながら、旬の食材を賢く利用したいものですね。旬の食材を使って、季節感のある食卓を作りましょう!

 

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