2日目

【問題1】
確定年金では、年金受給開始前に被保険者が死亡した場合、被保険者の相続人が契約時に定められた年金受取総額を死亡給付金として受け取ることができる。

【解答】×
確定年金では、年金を受け取る前に被保険者が死亡すると、被保険者の相続人が死亡時までの既払込保険料相当額を死亡給付金として受け取ることができます。
個人年金保険の問題で「死亡給付金」という言葉が出てきた場合、「年金受給開始前」のことをさすので気をつけてくださいね。

【問題2】
外貨建て個人年金保険は、年金を円貨で受け取る場合、為替の変動によっては年金受取総額が既払込保険料相当額を下回ることがある。

【解答】○
外貨建て個人年金保険は、年金を円貨で受け取る場合、為替の変動(例えばドル建てで円高ドル安になった場合など)によっては為替差損が発生し、年金受取総額が既払込保険料相当額を下回ることがあります。
「円換算特約(外貨で支払われる保険金等を円で受け取る特約)」が付加されていても、為替変動の影響を避けることはできず、為替リスクは個人が負うことになるのですね。