皆さんこんにちは!
東京会場で行われる教室講義のサポートを担当している朝野真奈(あさのまな)です。平成30年6月24日に原沢講師が行った講義(直前対策講座 横断まとめ)を簡単にレポートします。私は、開業社労士として6年目ですが、今回の原沢講師の横断まとめの講義を聞き、異なる法律間の似ている規定、似ているが異なる規定、異なっている理由に気付くことが出来、新たな発見がありました!合格して何年経っても、発見があるって素晴らしいことですよね。
講義レポート
今回の直前対策講座横断まとめ2日目は、目的条文の比較や給付に関する基本的な事項の再確認が、メインテーマでした。目的条文は、選択式試験で重要な語句が空欄になって問われることが多いですが、全部覚えるのはなかなか大変ですよね。そこで講義では、似ている重要語句(例えば「福祉の増進」と「福祉の向上」)や全く同じ重要語句(例えば、「国民の共同連帯」)が、どのような法律の目的条文となっているかの確認をしながら、本試験で出題されるポイントを押さえていきました!また、給付については、どの科目であっても、最も本試験で問われる事項と言えますので、給付の名称や覚え方、給付の事例などで、要件を確認していきました。受講生の皆さんは、混乱している事項の整理や自分の弱点を確認できたのではないでしょうか。
今回の教室講義のポイントは次のようなものでした。
■基本的な事項をしっかりと押さえ、確実な知識とすることが合格へ繋がる!
■何の法律についての規定なのかをしっかりと意識し、他の法律の規定と比較しながら、差異や例外を押さえる!
本試験当日は、1日で8科目、複数の法律についての問題を解きます。ですから、合格するためには、科目間の頭の切替えが上手にできることも重要です。これからの直前期は、1日に複数の法律を学習することにより、科目間の切替えが上手にできるように訓練をしていく時期でもあります。過去問題学習やテキストを読みながら、「○○の法律ではどうだったかな」と考え、確認しながら、横断的に学習を進めていくのも効率的ですね!
つぶやき
さて、6月は社労士にとって、最も忙しい時期と言えます。私は、普段の3倍くらいやることが多いような気がしています。どうしてだと思いますか? 社労士試験学習を頑張っていらっしゃる皆さんには、お分かりですよね。
そうです!
(1)1年に1度、労働保険の年度更新を7/10までに申告!
(2)1年に1度、標準報酬月額の定時決定を行うための算定基礎届を7/10までに提出!
(3)加えて、多くの企業では、4月にベースアップや昇給が行われます。ということは、4・5・6月の報酬の平均を確認し、標準報酬月額の随時改定に該当すれば、標準報酬月額変更届を提出!
(4)加えて、多くの企業では、夏の賞与が出たりしますよね。賞与計算をして賞与支払届を提出!
こんな訳で、6月の社労士は書き入れ時なのです。
ああ、「書き入れ時」ってこんな字を書くのですね。商売が上手くいくと、取引の数字等を帳簿に書き入れていたことから、書き入れ時と言うそうです。おお、私、商売が上手くいっている、ということなのでしょうか。それにしては・・・いやいや。ごにょごにょ。
さ、つぶやいてないで、6月の社労士の仕事に戻ることにしましょう。