吉井 優子 さん
50歳代・千葉県
合格年:平成29年
受験回数:2回
自己紹介:勤務先での業務を通じて興味が湧いた「法律」に携わる仕事がしたい!という一念で社労士を目指しました。現在は社労士講座で制作業務とサポート業務を担当しています。
好きな言葉:「大事なのは選択の是非ではなく、選択後の努力。」

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通信学習を続けた私の強い応援団

 私は平成28年1月にユーキャン社労士講座で学習を開始して、2回目の受験で合格しました。残念ながら教室講義は受講できず、通信のみ(2年目は模擬試験も受講)での学習でしたが、自他ともに認める三日坊主である私が学習を継続できたことは、今でも信じられない思いです。孤独な毎日の支えになったのは何と言っても質問回答の講師の先生方と「会報ASSIST(以下「ASSIST」といいます。)」の存在でした。1年目は週1回、2年目も月1回の頻度で質問メールを送りました。学習内容で分からない箇所の質問が主でしたが、学習の方法についての悩み相談も何回か行い、そのたびに励まされ、学習の軌道修正をしてもらいました。また、「ASSIST」は単なる会報ではありません。とことん活用してくださいね。私はテキストの記載内容を分かったつもりで読み飛ばし、実は理解していないことに「ASSIST」を読んで気がつくということが何度もありました。また、「法改正」が試験対策として最重要事項の1つであることは皆様ご存知のとおりですが、どのように学習すれば効率的なのか、不安に思っていらっしゃる方も多いと思います。でも心配ご無用です。「ASSIST法改正総まとめ号」の記事をしっかり読むだけで対策は万全です(できれば教材に反映させましょう!!)。
 ところで、受講生の皆さんは、学習に関する不安だけでなく、「本試験当日に体調が悪くなったらどうしよう...。」、「方向音痴だけど事前に場所を確認する時間もない...。」など、心配の種は尽きないと思います。私は合格した年の本試験当日の体調は最悪でした。しかも、会場の大学の学部名を誤って覚えていて、近所で工事作業中の方たちに道を尋ねて、半べそをかきながら走って行きました。こんな最悪の状態での受験でしたが、合格できました。大丈夫です。最後まで諦めないでください。
合格体験記用イラスト(吉井先生).jpg

1年目の失敗から学んだこと

 「インプットとアウトプットをバランスよく」ということが大事であることは、1年目も知ってはいましたし、実行できているつもりでした。
 「テキストを読んでインプット。過去問を解いてアウトプット。それを繰り返してアウトプットのスキルを磨く。」確かにそのとおりです。間違いではありません。でも、それだけでは完璧ではないのです。
 「横断学習の重要性
 これに気がついたのは、1年目の試験が不合格という結果で意気消沈しているときでした。
 「過去問→見直し→該当箇所をテキストで丁寧に確認」という方法で学習しているのに、なぜ本試験で点数が伸びないのか? 今になって振り返ると、そのときの私は、「本試験では1日に複数科目の問題を解く」という「当たり前すぎる事実」を本当には分かっていませんでした。このことの意味に気づいたとき、本試験攻略のためには、横断学習が不可欠であると気づいたのです。「給付(支給)制限」、「遺族の範囲と要件」、「書類の保存期間」、「時効」、「国年と厚年の共通点、相違点」などなど、混乱しやすい事項は、科目横断的に整理して学習しないと、効果的なアウトプットはできません。2年目はそこを意識しながら、科目ごとの学習に没頭し過ぎないように注意しました。
 更に、最も効果的な「横断学習」という意味でも、模擬試験は是非受けることをお勧めします。開催される会場やお仕事の事情などの理由で、会場で模擬試験を受けることが困難な方は、自宅受験という方法もありますので、是非ご自宅や図書館で「ひとり模擬試験」をしてみてください。私は合格した年には、3回の模擬試験に加えて、「ひとり模擬試験」も20回ほどしてみました。科目横断としての知識の整理だけでなく、時間配分を体で覚えるという意味でも、大変役に立ちました。
また、インプットの方法ですが、「薄く何度もインプット」を心がけました。インプット学習(特に1巡目は)では、自分がどれだけ理解しているのかはあまり気にしなくてよいと思います。「読んだだけで理解はできない、ましてや覚えられるはずはない」と開き直ってOKです。繰り返しになりますが、インプット→アウトプットの反復で記憶の定着を目指しましょう。
 その他、私が実践して効果があったと考える学習方法、心構えなどをご紹介します。
 ・「『ゴロ合わせ』は最大限活用」→クスッと笑いながら、楽しく覚えました。
 ・「100%を目指さない。70%を目標に。」→奇問、難問にはこだわらないようにしました。
 ・「苦手科目を得意科目に」→例えば、「苦手な○○克服週間」を設けて徹底的に勉強しました。

学習意欲を維持するには

受験勉強をした約20ヵ月間を今思い返して、一番大事なのは、「学習意欲をどのように維持するか。」ということだったと思います。試行錯誤しながら自分なりに編み出した「モチベーション維持方法」は以下のとおりです。皆様のご参考になれば幸いです。 ・朝目覚めた時に、「今日も勉強ができる。嬉しい。」と心の中で唱えました。 →本心は「勉強つらい。面倒くさい。」だったとしても(笑)、「嬉しい。勉強できて幸せ。」と自己暗示にかけるのです。 ・生活にメリハリをつけて上手に気分転換をしました。 →恥ずかしながら「テレビ中毒」と言えるほどテレビ大好きな私でしたが、「禁テレビ生活」を20ヵ月実行しました。その代わり試験直前まで月1回ずつ、映画館での映画鑑賞と好きなインディーズバンドのライブに行くことでリラックスができました。ストレッチ、水泳、音楽、読書など、ご自分に合ったクールダウンの方法があると思います。 ・本試験のお昼に何を食べるか、何ヵ月も前から真剣に考えました。 →胃の負担にならない、かつ脳のエネルギーになるのは何か…考えるうちに、「試験怖い」が少しは「試験楽しみ」に変わってきました。実際に持参したのは、おにぎり、ゼリー、水ようかん、ナッツでした!