皆さん、こんにちは。
主に東京会場で行われる教室講義のサポートを担当している馬場りえ(ばば りえ)です。
今回は3月11日(日)に行われた教室講義(基本マスター講座 健康保険法 2日目)を簡単にレポートします。

講義レポート

健康保険法は私達の生活に身近な、比較的親近感のある科目ですが、意外と奥が深く、苦戦している方も多いのではないでしょうか。
教室講義では、規定の背景にある「なぜ、そうなったのか」を丁寧に解説されるので、自分でテキストを読んでいるだけではわからない納得感があります。

今回の教室講義のポイントは次のようなものでした。
「出題傾向表」を活用するとメリハリのある効率的な学習ができる!
傷病手当金は支給要件などの細かい部分まで、しっかりチェック!
高額療養費は70歳未満を中心に数字要件を覚え、計算問題にも対応できるように!

つぶやき

東日本大震災から、7年が経ちました。

個人的に感慨深いのは、ちょうどその1ヵ月前にユーキャンの社労士講座に申し込みを行ったからなんです。(2月って...始めるの遅っ!という突っ込みはナシでお願いしますね。何事も思い立ったが吉日です!)

連日テレビで伝えられる被災地の状況に心を痛めつつも、現地へ行くこともできず、ただひたすらテキストに向き合い、添削問題と格闘していた日々を思い出します。「社労士資格を取ったら、何かお役に立てるんじゃないか...。」そんなかすかな希望が、モチベーションにつながっていました。

初年度は申し上げるまでもなく惨敗でしたが、受験勉強から解放され、満を持して現地(石巻)へ向かいました。最初のボランティア活動は、在宅被災者のお宅へ食料を届けたり、布団や洗濯機を届けたり、必要最低限の暮らしを支援するための活動がメインでした。

2年目の本試験後、「もしかしたら受かっているかも...♪」という淡い期待(結果は1点届かず。。。)を胸に現地へ。この時はある程度、日常を取り戻しつつあるかに思えましたが、何かが足りない...そう、雇用です!(←あくまでも個人の感想です。)
津波が引いた後の泥が詰まってしまった道路わきの側溝や個人宅の納戸の掃除といった活動をしながら、ボランティアが来なくなった後に現地でこのような仕事を行う会社ができたら、雇用の創生につながるんじゃないか? また、現地は海の幸、山の幸の宝庫であることを改めて知り、それらを加工して全国展開するような企業ができたら、その応援をしたい!

そう思い続けて早7年目...。
生半可な覚悟では「お役に立ちたい」なんて言えないな、ということもだんだんわかってきて、結局今のところまだ何もできていませんが、現地(最近は南三陸)へ足を運ぶたびに、社労士の勉強を始めたばかりの頃の気持ちが蘇ります。
まあ、人生100年時代と言われていますからね。そのうち、何か、できるんじゃ、ないかなと...、思っている次第です。

↓当日の講師陣です! 東京会場のラウンジ前で、受講生の方に撮っていただきました。
お疲れのところ、本当にありがとうございました!
左から、講義担当の堀内先生、横山先生、小田島先生、私です。
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