- 北村 友紀 さん
- 20歳代・埼玉県
- 合格年:平成28年
- 受験回数:2回
- 自己紹介:総務・労務の仕事をしていたことがきっかけで社労士試験の学習を始めました。合格後は、社労士講座の講師として教室講義のサポート業務を担当しています。
- 好きな言葉:「初心忘れるべからず」
公開日:
教室講義の魅力!
私が学習を始めたのは平成27年2月でした。労働基準法は順調に進みましたが、2冊目の労働安全衛生法で早速つまずいて、予定よりも多くの時間をかけてしまいました。土日祝日にまとめて進めようと思ってもなかなかできず、当初考えていた計画通りに進めることができなくなっていきました。通信講座で1人で学習することに限界を感じ始めていた頃に教室講義の案内が届き、藁にもすがる思いで申し込みをしました。
教室講義では難しい内容を分かりやすく解説していただき、なんとなく理解していたことや曖昧だった部分をしっかりと理解することができるようになっていきました。また、毎回楽しみにしていたのが、昼食休憩の終わりの約5分間に実施されるワンポイントアドバイスです。ワンポイントアドバイスは、学習方法や語呂合わせ、合格後の資格の活用方法などについて教室講義のサポート業務を担当している講師が自分自身の体験に基づいたアドバイスを行うものです。実際にユーキャンで合格した方のアドバイスは参考になるものばかりでした。
教室講義は、同じ目標に向かって頑張る受講生が大勢いることを感じられる場でもありました。学習しているとどうしても孤独を感じてしまうと思いますが、頑張っているのは自分だけではないのだと感じ、モチベーションを維持することもできました。
ただ、1つ後悔していることがあります。それは、講師の方々ともっと話をすれば良かったということです。人見知りな性格のため"話しかけないでオーラ"を出していたように思います(笑)。
講師としてサポート業務を行うようになった今、受講生時代にもっと不安や悩みを相談すれば良かったと思っています。講義担当の講師だけでなくサポート講師がいるというのはユーキャンの強みです。教室講義に参加されている方には、ぜひどんなことでも講師に話しかけてほしいと思います。
もちろん様々な事情で教室講義への参加が難しい方も多くいらっしゃると思います。質問回答サービスや学びオンラインプラスなど、ユーキャンには教室講義以外にもサービスがありますので、ぜひそちらを活用してみてください!
すきま時間の活用方法 ~私がすきま時間にやっていたこと~
「すきま時間を活用しましょう」
ワンポイントアドバイスでよく聞いていた言葉です。まとまった学習時間を確保することが難しい場合、すきま時間を上手く活用することは非常に重要になってきます。私もフルタイムで勤務をしながら学習していたので、まとまった学習時間を確保することがなかなかできませんでした。昼休みや通勤の電車内などで学習をしようとテキストや過去問攻略集を持ち歩きましたが、色々持ち歩きすぎて荷物が重くなっていき...、また、あまり集中できない環境では学習がはかどらず、1年目はすきま時間を有効に活用することができませんでした。
上手く活用できなかったのは、すきま時間に何をするかが明確でなかったことも原因のひとつだと思い、2年目は「持ち運びしやすいもの・少しの時間でも取り組みやすいものをやろう」と決めました。選んだのは、学びオンラインプラス、一問一答集、数字要件チェックシート、法改正と白書対策の補足資料です。通勤の電車内では絶対に学習しようと決めて取り組み、その他少しでも時間がある時には1問でも問題を解くようにしていました。実は合格した2年目、過去問攻略集は1回しかできなかったのですが、一問一答集は5回ほど、その他のものは3回ほど繰り返し取り組みました。すきま時間の学習が気付かぬうちに力になっていたのだと思います。
何をするかを明確にするだけで、すきま時間を上手く活用することができるようになると思います。塵も積もれば山となります! 自分にとって継続しやすいやり方を見つけてみてくださいね!
不安な気持ちを撃退しよう!
学習していると様々な不安に襲われると思います。本試験までに学習が終わるだろうか、何度やっても間違えてしまう、なかなか覚えられないなど…。私も色々な不安を抱えながら学習をしていました。 そんなある日、参加した教室講義のワンポイントアドバイスでサポート講師の方がこのようなことを仰っていました。「本試験の前から〝神様、今年の社労士試験合格させていただきありがとうございます"と唱えていました」(うろ覚えなのでニュアンスです)。このワンポイントを聴いたその日から、私も毎日眠る前に唱え続けました。この言葉のおかげで不安に襲われそうになっても、大丈夫、今年合格するのだからと前向きに学習を続けることができるようになりました。神頼みだけで合格できる試験ではありませんが、自分に暗示をかけることで自信を持つことができたのかもしれません。 今やっていることは必ず皆さんの力になります!不安な気持ちと闘いながら、最後の最後まで諦めず自信を持って本試験に臨んでくださいね!