- 金井 信子 さん
- 60歳代・女性・東京都在住
- 合格年:平成27年
- 受験回数:1回
- 自己紹介:リタイア後は、社会貢献活動と考え、年金相談業務が出来ればと資格に挑戦。現在、励まされる人から励ます人になりたいと、社労士講座のサポート業務を担当しています。
- 好きな言葉:「知ることは、楽しい!」「ケセラセラ」
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ガイドブックの活用を!!
退職した年の11月にユーキャンの通信講座を申し込みました。教材セットが届いて量の多さに、ビックリ!
さっそく、「ガイドブック『最初にこの本をお読みください。』」を開き、学習の方向性を簡単に確認しただけで学習を始めました。この時の自分に、「もっとちゃんと読みなさい!」と言いたいです。
ガイドブックには、「インプット中心の時期は、テキストをざっと読んで全科目に目を通し、学習項目の全体像を早めにつかみましょう。→この段階のポイントはスピードです。分からないことがあっても、飛ばして先に進むことが大事。」という記載があるにもかかわらず、そのことを忘れてしまい、テキストで1箇所分からないことがあると、そこからなかなか先に進むことができず、貴重な時間を浪費していました。しかし、テキストを読み進めると、頁をめくった先にその答えが書いてあったことがたびたびありました。
学習の初期に学習項目の全体像をつかむことは、その後の学習を進める助けに直結しています。最初にガイドブックをしっかり読むことも大切です。
テキスト学習 + α
孤独と思っていた通信講座は、「ガイダンスDVD」や「学びオンライン プラス」などのおかげで独学の寂しさを感じずに楽しく学習ができました。
インプット学習で、私は、10冊のメインテキストにちょっとした工夫をしました。それは、過去問の出題マークをマーキングすることです。この作業は、息抜きになる上に、学習範囲の確認や重要ポイント・頻出項目のチェック漏れにも役立ちました。また、動画マークがあれば、必ず、学びオンライン プラスにアクセスして、解説動画を繰り返し見て確認をしていました。
テキスト1冊の終わりや、学習項目の1つの章の終わりには、いつも、「よくがんばった! この調子で次に進もう!」と、達成感を味わうと同時に自分を褒め、鼓舞し、次に進む活力にしていました。このようにしてテキストを1冊読み終えた後は、添削課題に取り組みました。
「①ざっと自力で解く(ほとんど解けない・自信をもって解答できない)→②満点を取ることを目標にテキストを見て解答→③提出前に再度課題を解き、解答が、テキストを見て解答したものと異なった問題については、テキストで再確認する」という流れで取り組みました。この方法で、自分が理解できていない箇所が分かりました。
ここでも、添削課題を提出するごとに、1科目が終了した安心感と達成感を味わい「よくがんばった! この調子で次に進もう!」と、次の科目に向けて意欲がわきました。
後日、解答解説が届いたら、間違えた問題と確信がないまま解答した問題についてチェック作業を行います。添削課題には、テキストの重要度・頻出度の高い項目からの出題が多くあります。これらの項目について、テキストで学習した内容がどのように問われるかを知ることができ、テキストの理解と復習につながりました。
「テキスト1冊終了→添削課題の提出」というサイクルが私のお勧めです。
私は、通信講座と同時に、教室講義も受講しました。可能であれば、教室講義をぜひ利用してください! 分かりやすい解説で、正確な理解と知識が短時間に頭に取り込めるため、効率的に学習が進むこと請け合いです。
ゴールへ向かう道は様々でも、目指すゴールは同じです。自分を褒め、鼓舞し、ときには軌道修正をしながら、できる範囲で日々の努力を積み重ねてください。ゴールは、確実に近づいてきます。
~忘れることへの恐怖感~
私は、学習が進んでくると、最初の頃に学習した労基や労災・雇用などの学習内容をすっかり忘れてしまったと不安になり、見直しをしたくなりました。しかし、絶対に後もどりをしてはいけません。人間は、忘れる生き物です!「記憶に自信がないから10科目も覚えられない」ではなく、忘れることを前提とした学習をすれば、忘れることを恐れる必要はないのです。まずは、スピード感をもって、全科目の全体像をつかむことが大切と断言します。後は、ユーキャンの教材を繰り返して学習することで、いつの間にか知識は記憶されます。過去問学習や模擬試験問題の復習では、多くの諸先輩方のアドバイスどおりに何度も繰返し取組むことで苦手科目や苦手箇所を把握することができます。それらの弱点克服のための学習を繰返すうちに知識が定着していきました。本試験直前期には、いつの間にか、忘れることへの恐怖感・不安感を感じる時間的な余裕もないほど、弱点克服が気になって、そのためのスケジュールを立て、自分をかなり追い込んで日々努力していました。自分を信じて学習を重ねることで、忘れることへの恐怖は過去のものとなります。心配ご無用です!