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システム構成要素

デュプレックスシステム

システムを2組用意して、一方を主系(現用系)、もう一方を従系(待機系)として利用し、通常は主系で処理を行うシステム。主系に障害が発生した場合は、主系で行っている処理を従系に切り替えて処理を継続する。
デュプレックスシステムは、次の2種類に分けられる。

■コールドスタンバイシステム
主系と従系で別の処理を行う形態。主系に障害が発生していない間は、従系の資源を有効に活用できるというメリットがあるが、障害発生時にシステムを切り替える際、従系の処理をいったん停止する必要があるため、切り替えに時間を要する。

■ホットスタンバイシステム
主系と従系で別の処理を行わず、従系を常に主系と同じ状態で待機させる形態。従系は別の処理を行っていないため、障害発生時に迅速に切り替えることができる。

出題例

平成27年秋 問82


2系統の装置から成るシステム構成方式a~cに関して、片方の系に故障が発生したときのサービス停止時間が短い順に左から並べたものはどれか。

a.デュアルシステム
b.デュプレックスシステム(コールドスタンバイ方式)
c.デュプレックスシステム(ホットスタンバイ方式)

ア aの片系装置故障、cの現用系装置故障、bの現用系装置故障
イ bの現用系装置故障、aの片系装置故障、cの現用系装置故障
ウ cの現用系装置故障、aの片系装置故障、bの現用系装置故障
エ cの現用系装置故障、bの現用系装置故障、aの片系装置故障

正解 ア