企業が業務を適正に行うための体制を自ら構築し、運用する仕組みのこと。内部統制には、業務活動を支援するための4つの目的がある。
■業務の有効性及び効率性
業務の有効性とは、業務目標が達成された度合いのこと。業務の効率性とは、業務目標に対して、時間、人材、コストなどが合理的に使用されていること。達成度や合理性を測定・評価する体制を整えることで、業務目標の達成を支援する。
■財務報告の信頼性
財務報告に虚偽記載が生じることのないように体制を整え、財務報告の信頼性を支援する。
■事業活動に関わる法令等の遵守
業務活動を行う上で必要となる法令、基準、規範などを遵守する体制を整備し、業務活動における法令遵守を支援する。
■資産の保全
企業が保有する資産の取得や使用、処分を正当な手続きのもとで行うための体制を整え、資産の保全を支援する。
正解 ア