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ソフトウェア開発管理技術

スクラム

アジャイル開発の手法の一つ。複雑で変化の激しい問題に対応するためのシステム開発のフレームワーク(枠組み)であり、反復的(繰返し)かつ漸進的な(少しずつ進む)手法として定義したもの。開発チームを一体化して機能させることを重視する。
スクラムでは、開発を9人程度までの少人数で行う。最長4週間程度の「スプリント」と呼ばれる期間ごとに、開発するプログラムの範囲を決定し、スプリントの単位で開発からレビュー、調整までを行い、常に開発しているプログラムの状況や進め方に問題がないか、コミュニケーションを取りながら進めていく。また、ユーザの要望の優先順位を柔軟に変更しながら開発を進めていくことも、スクラムの特徴といえる。

出題例

令和元年秋 問40


アジャイル開発の方法論であるスクラムに関する記述として、適切なものはどれか。

ア ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスを改善するために、その組織の成熟度レベルを段階的に定義したものである。
イ ソフトウェア開発とその取引において、取得者と供給者が、作業内容の共通の物差しとするために定義したものである。
ウ 複雑で変化の激しい問題に対応するためのシステム開発のフレームワークであり、反復的かつ漸進的な手法として定義したものである。
エ プロジェクトマネジメントの知識を体系化したものであり、複数の知識エリアから定義されているものである。

正解 ウ