経営戦略マネジメント
M&A（Mergers and Acquisitions：合併・買収）
企業の「合併・買収」の総称で、「合併」は複数の企業が一つの企業になること、「買収」は企業の一部、または全部を買い取ること。一方の企業が存続し、他方が消滅する「吸収合併」もこの形態である。
M&Aで自社にはない技術やノウハウを獲得することにより、新規事業の展開を短期間で実現でき、また事業投資リスクをおさえたり、無駄な競争を省いたりできるメリットがある。
出題例
平成28年秋 問12
M&Aに関する記述として、適切なものはどれか。
ア 企業の提供する製品やサービスなどの価値を生み出すための業務の流れ、価値の連鎖を分析すること
イ 企業を事業ごと又は地域ごとに分割することによって事業戦略の自立性を高めること
ウ 業務プロセスを抜本的に改革し、IT技術を駆使して業務の処理能力とコスト効率を高めること
エ 自社に不足している機能を企業買収などによって他社から取り込み、事業展開を速めること
正解 エ