法務
請負契約
注文者が請負事業者に業務を依頼し、その業務が完成した場合に報酬を支払うことを約束する契約のこと。業務の完成が目的であるため、結果(成果物)が出せない場合は、報酬は支払われない。
出題例
平成22年秋 問28
別段の取決めがない請負契約の場合、民法に基づき、当事者である注文者又は請負人に課せられている義務のうち、適切なものはどれか。
ア 請負人は、請け負った仕事を完成させる。
イ 請負人は、請け負ったすべての仕事を自ら行う。
ウ 請負人は、仕事の完成後、その仕事に起因して発生した欠陥に対して恒久的に責任を負う。
エ 注文者は、仕事に掛かる費用を請負人に前払いする。
正解 ア