ソフトウェア開発管理技術
XP(eXtreme Programming:エクストリームプログラミング)
アジャイル開発の先駆けとなった手法であり、10人程度までの比較的少人数のチームで行われる、小規模のソフトウェア開発に適した手法のこと。XPでは、「単純さ」「コミュニケーション」「フィードバック」「勇気」「尊重」などを重視する価値として提唱している。特徴としては、設計よりもコーディングやテストを重視し、常にチームメンバやユーザのフィードバックを得ながら、修正や設計変更を行っていく点が挙げられる。また、XPには、「プラクティス」と呼ばれる実践的な技法が定義されている。
出題例
令和4年 問38
XP(エクストリームプログラミング)の説明として、最も適切なものはどれか。
ア テストプログラムを先に作成し、そのテストに合格するようにコードを記述する開発手法のことである。
イ 一つのプログラムを2人のプログラマが、1台のコンピュータに向かって共同で開発する方法のことである。
ウ プログラムの振る舞いを変えずに、プログラムの内部構造を改善することである。
エ 要求の変化に対応した高品質のソフトウェアを短いサイクルでリリースする、アジャイル開発のアプローチの一つである。
正解 エ