2019.8月号 学習が楽になる10の方法

2019.07.31公開

7月に3級の受験を終え、11月に2級合格を目指す方が多いこの時期です。7月の試験が終わり、いったん気が緩みますが、そう長くは休んでいられません!2級の学習内容は3級よりも多いので、気合いを入れ直して、これまで以上のペースで取り組んでいきましょう。そこで、今号はスムーズに進められるように、学習が楽になる方法(個人的オススメ)をお伝えします。

【学習が楽になる10の方法】
(1)習慣化する
(2)すぐできる工夫をする
(3)得意をつくる
(4)流し読みする
(5)すぐに解く
(6)こまめに戻る
(7)テキストを辞書にする
(8)マーカーをうまく使う
(9)
ビジュアル化する
(10)本試験からの逆算で行動する

(1)習慣化する

食後に歯磨きをするように、学習するタイミングを決めましょう。起床後、通勤時間、昼休み、残業のつもりでカフェに寄り道して、夕食後、お子さんを寝かしつけたら...などなど。そのときがきたら、何はともあれ、やり始めるのです。

(2)すぐできる工夫をする

準備するのに時間をかけてはいけません。机に出したままにしておく、続きを開いておく、「ココカラ」と書いた付箋紙を貼っておく、あえて区切りの悪いところで止めておくなどしてみてください。また受講中の方は、スキマ時間にWEBテストがオススメです。学びオンラインプラスをスマホのトップ画面に置いて、すぐにログインできるようにしておきましょう。

(3)得意をつくる

関係する業務の経験者の方は、知っている内容が出てきたとき、嬉しくなりますよね。それを、少しずつ増やしましょう。もちろん学習は「万遍なく」が理想ですが、それは最終的な目標です。学習の過程では、「住宅施策全体は苦手だが、サ高住だけなら説明できる」「寸法のすべては覚えていないが、トイレだけなら完璧」というように、部分的に得意なところをつくって、拡げていくほうが、気持ちも楽に、楽しく進められます。

(4)流し読みする

テキストの一読目は、スピード重視です質より量が大切です。全体を一周してはじめてわかることも多いので、はじめのうちは時間をかけずに、「概要を把握する」ことを目的として進めていきましょう。実は、学習でつまずくのは、多くがこの一読目の段階です。全体が見えないから不安になるのです。この不安な状態からは、駆け足で抜け出しましょう。

(5)すぐに解く

質より量とはいえ、それぞれの内容が本試験でどのように問われるか、という出題傾向を把握することも「概要を把握する」に含まれます。そのため、問題は早い段階から解き始めましょう。放置すればするほど忘れていき、問題を解くのが辛くなります。テキストを読んだ直後なら簡単。スラスラと解けます。基礎問題の演習はそれでよいのです。

添削課題.png

(6)こまめに戻る

どんどん先に進めつつも、やはり放置するとすっかり忘れますから、こまめに戻って触れておきましょう。一問一答のような問題を使って、クイズ感覚で復習するのがオススメです。そこで、またWEBテストの出番です。ちなみに、私はこのステップをサボりがちで、すっかり忘れた後から時間をかけてやり直しになることがしばしば。要反省です。

(7)テキストを辞書にする

一読が終わった後のテキストは、辞書です。すべて読み直す必要はありません。必要になったときに必要なところだけ開けばよい、と思えば気が楽になりますよ。その必要なとき、というのは、問題を間違えたときです。間違えたり迷ったりしたときに、調べものをする要領でテキストを開きましょう。

そして、「正しい内容は?」「そもそも何の話だっけ?」を確認し、次は「少しずれたところから出題されるかも?」などと考えながら周辺を読み、「似たものとの区別をつけよう」「要復習の付箋紙を貼っておこう」といった自分なりのまとめをしましょう。はじめのうちは目次やさくいんを使っても読みたいところを探すのに時間がかかりますが、慣れてくると速くなります。最終的なイメージは、試験本番、頭のなかでさっとテキストを開けるようになることです。

(8)マーカーをうまく使う

私は、試験分析の仕事用には、7月試験は暖色(赤、ピンク、オレンジなど)、11月試験は寒色(青、紫、緑など)の色ボールペンを使って、色分けしています。ただ、一般的にはこんなに色分けする必要はありません。

個人的に学習しているときには、テキストへのマーカーは黄色とオレンジ色の2色を使っています。基礎的な問題の出題箇所は黄色、過去問や模試の出題箇所はオレンジ色です。黄色とオレンジ色の組み合わせは、色が重なっても汚くならないのでオススメです。黄色の上にどんどんオレンジ色を重ねて、気兼ねなく引いています。黄色と黄緑の組み合わせもいいですよ。

テキスト.png

ちなみに、マーカーは自分の判断では引きません。問題を解いた後、出題箇所を探して復習しながら引いています。よくある失敗は、はじめから、大切そうだと思うところに引いていったらマーカーだらけ・・・という状態ですよね。はじめのうちはすべて大切そうに見えるわけですから、そうなるのも無理はないでしょう。私は、自分なりの書き込みは、鉛筆と消せるボールペン(青)にしています。

(9)ビジュアル化する

たくさん復習したページの内容を思い出すときは、「落書きしたところ」「大きい表のなか」というように、ビジュアルが浮かぶことが多いです。そこで、直前期には、最終的に暗記が必要なところを目立たせておくと想起しやすくなります。そのための準備は、一気にやろうとするのではなく、少しずつ重ねていくとよいでしょう。受講中の方は、添削課題の解答・解説の最後のページにある「重要項目まとめ表」もご活用くださいね。

(10)本試験からの逆算で行動する

試験日が迫ってくると、急ブレーキがかかってしまうことがあります。「ひととおりの学習を終えて次にどうしたらよいかわからない」または「間に合いそうにないからやる気が出ない」といった状態です。このようなときには、あらゆる発想を本試験からの逆算にしましょう。そうすれば、「本試験当日、最後に確認するためのまとめの1冊をつくろう」「2時間で解き終わるかどうか予行演習しよう」という具体的な行動が見えきます。どんどんと学習も捗るでしょう。このような行動は、試験前におそってくる不安を払拭する唯一の手段でもあります。

以上、いかがでしたか?
申込前のいまの時期は、貴重な貯金タイムです。この時期にどれだけ蓄えられるかが後々に響いてきます。すでに試験は始まっていますよ。暑さに負けずに、コツコツと積み重ねていきましょう。(駒木)

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