2018.1月号 今年こそ!3日坊主とさようなら

2018.01.05公開

あけましておめでとうございます。2018年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年明け早々、第39回試験の結果が公表され、成績票が発送されました。合格率は3級34.1%、2級51.9%でした。合格なさった皆さん、おめでとうございます!そして今年度、再挑戦の方、初挑戦の方、合格を目指して一緒にがんばっていきましょうね。そこで今号は、目標を3日坊主に終わらせないためのコツをお伝えします。

3日坊主の口癖は「とりあえずやってみる」「できる限りやってみる」「時間があればやってみる」ではないかと思います。後先考えずにやり始め、いきなり無理をしてしまい、いつしか手を付けなくなる、そんな流れ。なぜわかるのかって?私自身そうだからです。

そんな3日坊主への対策としては、上記の逆をいきましょう。
(1)ゴールを見据えて逆算する
(2)学習のハードルを下げる
(3)学習時間を可視化する

(1)ゴールを見据えて逆算する

まず大切なゴール設定は「合格後の自分像」です。そしてその前に試験合格が最大の目標であり、手段として立ちはだかっている。「合格後の自分像」になるために、試験合格を目指し、試験合格のために試験対策をするわけですね。当たり前のようですが、これを忘れてしまうことがあり、挫折の原因になるのです。

「つまらないから進まない」、「暗記できないから進まない」、という方はすでに危険ゾーンですよ。試験本番から逆算して、必要なことを確認しましょう。

【試験本番】合格レベルで解ける
この検定試験は7割で合格ですから、3割は間違えてもいいんです。難問をパスしつつ、誰もが解けるであろう問題を自分も解く。応用に惑わされず、基本を解く。これが合格レベルです。

【試験当日】ラスト1時間!最終チェックする
試験の開始直前、最終の確認をします。時間にして1時間程度です。ここで確認しやすいようにひと工夫しておいてください。テキストに付箋を貼っておくか、レポート用紙3枚程度のまとめをつくってもよいでしょう。最後には短期記憶もフル活用するんです。

【試験1か月前】高速回転!で復習する
短期記憶に入りきらないものは、長期記憶に入れておくしかありません。長期記憶に入れるためには、ひたすら反復するのみです。そして、反復の回数を増やすためには、量を絞り込んでおく必要があります。

【試験2か月前】問題演習で情報の絞り込み
重要ポイントの絞り込みをします。何が重要ポイントなのか?それは、試験に「出そう」なのに「覚えていない」ところです。このポイントを見つけるには、たくさん問題を解くことです。

【学習開始期~】全体を把握する
全体を眺め、体系を把握しておきます。細かい知識は、①問題を解きながら、②反復しながら、③ラスト1時間で、3回覚えるチャンスがありますから、まずは把握し、理解し、イメージすることを目指しましょう。

実はこの段階がいちばん辛い時期でもあります。情報の絞り込みをかける前ですので、最も多くの情報に埋もれることになるからです。進めれば進めるほど、わからないことが増えていき、不安も膨らんでいくわけです。

だから、この時期を早く脱して、絞り込みの時期に入ることを目指しましょう!そんなビジョンを描ければ、もう挫折することはありません「情報は、いったん膨れ上がるけれど、あとで絞り込むから大丈夫」「覚えるチャンスはあとで来る」と思ってくださいね。

(2)学習のハードルを下げる

「勉強はこうあるべき」のイメージが強い方も危険です。理想が高いと「時間がないから中途半端になる」「疲れているから身にならない」と考えて、着手できなくなるのです。

「100を目指して0になる」よりは、「10でも20でもよし」とするいい加減さが大切です。そもそも、学習に中途半端という概念はありませんよ。どこまでやったって積み重ねの一部に過ぎないから、いつだって中途半端なのです。

個人的には、やる気が出ないとき、目次を見ます。進捗の確認もできるし、全体像をつかみ、体系を理解することにだって繋がるんですよ。また、さくいんを見ることもあります。気になる用語が出てきたら、気まぐれに引いて見る。これが意外と後々生きてくる知識になったりして。

さらに、問題を解くのが面倒なときは、いきなり解説を見ながら、問題を想像してみることもやります。解かなくていいからとても気楽なものです。そんな、勉強になるのかならないのか、わからないようなことでも、まずは15分やってみる。気が乗らなければそれでおしまい。気が乗ればそこから学習開始すればいい。そんな感じです。

(3)学習時間を可視化する

試験対策では、まずしっかりと計画を立てることが大事!とよくいわれますね。確かに計画は大事なのですが...立派な計画の背後には、「計画倒れ」というリスクがひそんでいます。

そこで、この項目はさらに個人的な考えに徹するのですが、計画はそこそこに、学習を開始し、記録をつけて可視化することをオススメします。

正直なところ、学習が習慣化していないうちにどんなに綿密な計画を立てても、それは架空のものに過ぎないな、と自分を含めて思うのです。架空の計画よりも、実体を伴う記録のほうがずっと役に立つんです。

計画は、直前期を除いては、1か月単位の目安があればじゅうぶんです(直前期は、1週間~1日単位でやるべきことを決めましょう)。そしてスケジュール帳やカレンダーに学習の記録をつけていきます。こんな感じ↓

カレンダー.png

これは、ゆっくりスタートし、3週目に入ったあたりで「間に合わないぞ」と気づいてペースアップ、4週目からさらにペースアップ、そして無事、月内に目標達成した、の図です。このようなペース配分も、可視化するからこそ可能になりますね。ちなみに、「こんなにムラのあるペース配分でよいのか?無計画すぎないか?」と思った方、これでいいんですよ。ちゃんと期間内で調整できていますから、理想的です。

可視化しながら続けることで、しだいに学習が習慣化していきます。習慣化したら、計画の見直しをするとよいでしょう。当初の思ったとおりにならないことに気付くかもしれません。

学習記録が蓄積してくると、振り返るたび「こんなに頑張ったんだ」と誇らしく感じられますよ。はじめのうちは学習環境を整えることを重視し、ゆっくりペースで進めていきましょう。これで3日坊主とさようなら。

それでは、私はしばらく行っていないジムを解約することから始めます(反省)。皆さんもできることから始めてくださいね。2018年、幸先のよいスタートになりますように。今年も全力で皆さんをサポートいたします!(駒木)

駒木2.pngのサムネイル画像