2015.12月号 2015年を振り返って

2015年も残すところあと1か月。皆さんにとって、今年はどのような年になりましたか?

恒例のユーキャン新語・流行語大賞は「爆買い」と「トリプルスリー」に決定!確かに、指導部のある代々木でも、大勢の外国人観光客の姿を見かけるようになりました。

それでは、福祉や建築業界のニュースも振り返ってみましょう。

【福祉業界】

今年は、3年に1度の介護保険制度の見直しの年でした。4月からの介護報酬改定や8月からの負担割合の変更(一定以上所得者は2割負担に)など、慌ただしく過ごしました。

そんななか、とても悲しいことですが、連日のように障害者や高齢者の虐待や不審死のニュースが報道されましたね。虐待は、閉ざされた環境や苦しい介護によって引き起こされるといえるでしょう。地域に開かれ、明るく楽しい介護ができる(受けられる)環境づくりの重要性を痛感します。

一方、明るい話題といえば、障害者スポーツでしょう。昨年、男女そろって車いすテニスの世界ランキング1位に輝いた、国枝慎吾選手と上地結衣選手の活躍を覚えていますか? あれ以降、障害者スポーツがニュースで取り上げられることが格段に増えたように思います。

今年は、車椅子バスケットボール、ウィルチェアーラグビー、ブラインドサッカーなどがスポーツニュースでも見られるようになりました。東京でパラリンピックを迎える2020年までに、もっともっと国民に浸透していってほしいと思います。

【建築業界】

建築業界の今年のニュースといえば、マンションの杭打ち工事におけるデータの改ざんが話題になりました。マンションが傾き、手すり部分にズレが生じたために、杭が硬い地盤に届いていなかったことが発覚したものです。

杭とは、建物の基礎のさらに下、地中に埋め込む柱状のものです。建物の荷重を硬い支持地盤に伝えるために打ち込みます。

実は、福祉住環境コーディネーターの試験対策では、杭については学習しません。通常、杭打ちを必要としない木造の戸建住宅を中心に学習するためです。ただし最近は、地震や河川の氾濫などの対策として、戸建住宅でも杭を打つことを希望する方が増えてきているそうです。見えないところにこそ、安心・安全が求められているんですね。

2015年も台風や大雨などの自然災害の多い年でした。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

来る2016年が皆さんにとって、よい1年となりますように。

一緒に合格の喜びを分かち合えることを願っています。(駒木)

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