2015.10月号 資格取得のBefore&After<講師:駒木>

ご好評につき、今号は講師の資格取得にまつわるエピソードの第二弾、駒木講師です。蜂須賀講師とは全く異なる畑の出身です。どうぞご参考になさってくださいね。

【資格を取ったときの仕事】

福祉住環境コーディネーター(2級)を受験したとき、私はケアマネジャー1年生でした。在宅介護支援センターと居宅介護支援事業所に兼務で所属し、高齢者の在宅介護に関するご相談を受けたり、ケアプランを作成したりする仕事を始めたばかりのところでした。

【資格取得をめざしたきっかけ】

在宅介護支援センターの相談員としては、これから要介護認定を受ける、という方からのご相談を受けます。在宅介護のはじまりの段階です。そこで、在宅の環境がいかに"誤解だらけ、危険だらけ"の状態であるかを目の当たりにしました。

それ以前、介護職だったときに携わった環境は、"誰かが整えてくれたもの"だった、ということにはじめて気がついたのです。今度は自分がその"誰か"になるわけですが、困ったことに知識がない...。そこで先輩に相談し、この資格のことを教えてもらって迷わず受験しました。

【資格を取得してから】

受験後は、何より自信がつきました。住環境のご相談に対しては苦手意識があったのですが、勉強した事実と資格が支えになって、自信を持って対応できるようになりました。

さらに、苦手意識の克服体験から、仕事全般でも積極的になれたように思います。といっても、細かな寸法は覚えられなかったので、その後もテキストとメジャーを仕事の七つ道具に加えて持ち歩きました。

【仕事でのエピソード】

住宅改修を依頼した大工さんのなかに、ヘルパー2級の資格をお持ちの方がいました。手すりの高さから杖の置き場まで、高齢者の視点で気配りをしてくださるので、とても頼もしく、何より話が早かった。

でも、このような人はとても珍しい存在です。やはり専門家は専門家、それぞれが独立した存在で、意思疎通ができない、狭間にあるニーズに誰も気がつかない、なんて失敗もたくさんしました。幅広い知識によって横断的な視点を持つ、福祉住環境コーディネーターの存在は必要不可欠だと思います。

<福祉住環境コーディネーター 試験合格年度>

3級 2009年(第22回)

2級 2004年(第13回)

1級 2012年(第29回)

これまでいろいろな資格を取得しましたが、私の視野を広げてくれた福祉住環境コーディネーターは、好きな資格no.1です。今後もさまざまなフィールドから受験にチャレンジする皆さんをお手伝いしていくのが楽しみです!(駒木)

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