4回目の試験で無事合格

2017年 / 30代 / 女性 / 後輩へのエール

2014年4月から勉強を始め、丸3年、4回目の試験で無事合格することができました。教材として使用したのは、ユーキャンのみでした。 全く違う仕事をフルタイムで続けながらでも、国家資格を取得することはできるのだと、とても励みになりました。

勉強を始めたばかりの時、わたしには1人しか姪がいませんでしたが、今では3人の姪と1人の甥の伯母になり、私生活でも新生児から幼稚園に通うまでの子どもの発達を身近に感じながら勉強することができました。5歳から習っていたピアノも再開し、人前で弾く訓練をしながら、新しい人間関係も増えていきました。

保育士の勉強というのは、心理学、保健、法律、栄養学、音楽、美術、言語、教育など多岐に渡り、また実務では保育所の環境を整え、子どもの健康と成長に注意を払い、保護者の相談にのり、現在ではいじめや虐待の問題、発達障害や病児のケア、児童養護施設や里親制度、非行からの更生などにも関わります。多くの人達が抱いている「かわいい子どもと元気いっぱい遊んで、ご飯と睡眠をあたえていればよい」いわゆる「誰でもできる簡単な仕事」とはかけ離れていると感じています。

待機児童問題や、税金の使い道、幼児教育の無償化についてなど、政治と働き方についても密接に関係しているため、政治のニュースもよく見るようになり、選挙にももちろん行きました。

今後子どもに関わる仕事をしていきたいと考えており、現在も転職活動中です。自分の子どもを持つかどうかもまだわかりませんが、もし生まれても安心してお迎えすることができますし、今でも子守を頼まれたり、ちょっとしたお母さんの悩みに応えられたり、直接保育士として働いていなくても、役に立っている部分が既にたくさんあります。

これからも1人でも多くの保育士仲間が増えていってほしく、応援しております。

ご受講を開始された時期により、教材の名称や内容などが一部異なる場合があります。また、合格体験談をお書きいただいた方の年代は、体験談執筆当時のものです。